『体験版についてA』
リアード
「わぁ、拍手ありがとう♪
体験版も宜しくね☆」
アラン
「・・お前さ、もう本性バレてるんだから、その顔やめろよ。
見てると胸ヤケがしてくるぜ・・・」
リアード
「・・・ふんっ、外道だな。
貴様如きに、俺様の“天使の微笑み”が理解出来てたまるものか」
アラン
「なっ、何ィ?!」
リアード
「わぁ、怖いよー!
リュグドさーん!(涙)」
リュグド
「アランさん、子供を虐めるなんて大人げないですよ!」
アラン
「い、虐めてなんかねーよ。
そいつが妙な事を言うから・・・」
リアード
「(やーい、やーい♪)」
アラン
「なっ・・・!」
リュグド
「ん?」←後を振り向く。
リアード
「あのオジサン怖い・・・(ぷるぷる)」
アラン
「お、オジサンっ?!
俺は、まだ21だぞ!」
リュグド
「アランさんっ! そんな大声で怒鳴らないで下さい。
見て下さいよ、リアードくん、こんなに震えて・・・
怖がってるじゃないですか」
リアード
「(あっかんべーっ★)」
アラン
「どこがだよっ!!」
リュグド
「せっかく、体験版が完成したって言うんですから。
もっと仲良くやりましょうよ」
アラン
「(あのガキ・・・こいつの前では猫被りやがって・・・)」
アラン
「・・ん? 体験版と言えば・・・
どっかの子供が予告編で妙な恰好をしていたなぁ」
リアード
「(どきっ)」
アラン
「あーんな服着て、楽しそうにしちゃってさぁ(ニヤニヤ)」
リアード
「・・・・・・愚民がっ!
リュグド
「・・え?
今、何か言った?」
リアード
「ううん、何も言ってないよ♪」
アラン
「・・・“知らぬが仏”って、本当だな」